日常生活を整える大切さ

人は、1日の3分の1を睡眠に費やすといわれている。睡眠時間をしっかり確保できていなければ、健康を害することになるのだ。さらには仕事や家事といった、日中やるべきことの効率も落ちてしまう。そうなってしまうことを防ぐため、できることを1つ1つ取り組んでいきたい。まずは、夜にやるべきことを多く設定しないことである。最近では、夜遅くにスマホやパソコンでメールなどのチェックをしたり、電話で話したりをする人が増えている。家の電話であれば家族に遠慮して電話を控えていても、個人の電話ということで夜でも遠慮なく掛けてくる人が増えているのだ。

しかし、ついつい長電話をしてしまったり、メールチェックが長引いたりするとなると睡眠時間が減ってしまう。そこで、一定の時間に電源を落とすということが有効な方法の1つとなる。さらに、スマホやパソコンの画面を見ていると強い光で脳が覚醒してしまい睡眠を阻害してしまうこともあるため、夜遅くに使わないことは睡眠の質を高めるという意味でもプラスに働く。やらなくてはならないことは朝早くにこなすことで、夜の時間はゆっくりと過ごすことを意識しよう。また、なかなか寝付けなくて睡眠時間が足りないと感じる人は、日常生活の中で運動を取り入れていくといい。体が疲れると、睡眠も取りやすくなるのだ。そうしたことに気を付けながら日常生活を整えていくことで、必要な睡眠時間を確保して昼間の活動の効率をアップさせていくことにつなげることができるのである。